
株価は様々な指標に影響されます。今までは何となくのイメージだけで理解していましたが、改めて整理しようと思います。
指標発表のタイミングですが、自分で調べるには限界があるためFXをしていたころから見ている「DMMの経済指標カレンダー」がおすすめです。
このページを見ると世界中の指標を網羅しているためかなりの量ですが、最初はアメリカの指標の重要度の高い★をチェックしてみてください。
本日ご紹介する指標は「ISM製造業景況感指数」です。
ISM製造業景況感指数
英語では”Manufacturing ISM Report On Business”です。
(最近、英語ネタを全然書いてない…)
ISM(Institute for Supply Management)という全米供給管理協会が公表している景況感指数です。
製造業300人以上の購買等責任者に、受注残、生産状況、在庫状況、価格等についてアンケートを実施。
前月に比べて、良い(Better)、同じ(Same)、悪い(Worse)にて回答。これらを基に算出したのが “ISM製造業景況感指数” です。
0~100の%で表され、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退と判断されます。
毎月第1営業日に発表されます。
ISM非製造業景況感指数
英語では”Non-Manufacturing ISM Report On Business”です。
こちらは非製造業が対象で、350人以上の購買等の責任者にアンケートを実施します。
毎月第3営業日に発表されます。
両指数とも下記のように発表されます。
ISM製造業景況感指数
2019年8月
前回:51.2
予測:51.1
結果:49.1

ここ最近は両指数とも50%を上回ってきましたが、8月は50%割りました。8月は米中貿易戦争などありましたので、一時的だといいのですが。
これらの指数は正確なデータに基づいたものではなく、”better, same, worse”といった各人の感覚に基づいています。
日本にいるとそういったことを感じるのが難しいので、非常に役に立つ指数です。
今後はより活用していこうと思います。
関連記事「雇用統計とは」
2019年9月13日(金)引け後の投資状況報告

S&P500 130株 $35,955.4
その他米国株 $11,902.93
ドル残高 $213.92
現金残高 10,000,000円
合計 15,198,016円(+198,016)

S&P500が最高値を更新するかと思いましたが、ダメでしたね。
さて来週はFOMCです。暴れてください、トランプさん!!
[…] ※ISMについては、以前の記事「ISM製造業景況感指数とは」をご覧ください。 […]
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[…] 最近「ISM製造業景況感指数とは」や「雇用統計とは」の指標についての記事を書きましたが、本日は改めて「小売売上高」について調べてみました。 […]